リリマジ告知

 

リリカルマジカル15 告知


2013.4.7に開催されるリリカルマジカル15にて、コピ本を出させて頂くこととなりました。
サークルチェックされてる方はもう解るとは思うんですけど、サークル参加ではなく委託と言う形になります。

気まぐれ工房 蒼 : 高宮 蒼涼 様

リリカルマジカル15(ま 05、06)

こちらにて委託をお願いいたしております。
今回ご用意したのはコピ本二冊。

●はらおうんけ:表紙裏表紙本文込みで20P、一般向け、100円

●どんかん:表紙裏表紙本文込みで18P、一般向け、100円

どちらもたぶん30部ずつご用意してお待ちしています。部数が少ないため恐れ入りますがお一人様一部ずつとさせていただきますので、ご協力ください。
また、通販委託も現在考えておりません。ご了承ください。
内容、サンプルは下記の通りです。




●長女大好きハラオウン家

ほんのりなのふぇい
フェイトちゃんマジネガティブ思考
娘を溺愛してやまない母親と僕の妹がこんなにも可愛い長男と主命な使い魔+αによるハラオウン家の長女さんを甘やかして優しさで包み込んで本当の自分を歩ませるための安心する場所を作ってあげよう計画という名のただ単にフェイトちゃんハラオウン家の長女可愛いという本能を詰めてみた結果がこれだよ

はらおうんけサンプル:大体こんな感じのが17ページほど続いてます。



「飾るスペースだってあるわ」
「スペースの問題ではないです」

論議は平行線を辿っているようだ。
両者一歩も譲らず、早一時間を経過している。
疲れないのかな。疲れないんだろうな。
片や昼行燈と言われちゃってることもあるやり手艦長。片や弱冠の有能執務官。素晴らしいディスカッションである。いやー、お手本にしたいね。
ダイニングテーブルで額突き合わせる二人の視線が注がれているのは、とあるカタログ。
そこにラインナップされているのは。

「やっぱりここは七段飾りよ」

第97管理外世界、地球、日本地域における三月の行事に関して最重要アイテムである。
そう、お雛様だ。
最近こっちの行事を調べていた艦長が見つけてしまったのだ。とある行事があるということに。

「フェイトの性格からして、絶対に恐縮するに決まってます。ここは親玉飾り。最高でも二段で収めるべきです」

クロノ君の冷静な分析によるもっともな意見に艦長はぐっと言葉を詰まらせた。
最重要アイテムよりも、イベントの主役である、つまりはハラオウン家の長女の存在が、より重要であるわけで。

「娘が可愛くて仕方ないのよ!!」
「知ってます!!」

握り拳を作りながら項垂れて吐きだした艦長の慟哭にも近い言葉に、クロノ君は何度目かわからないため息混じりの声。そうですね、艦長のマイプリティドーターアルバム(命名あたし)すでに二桁目ですもんね。現像写真でそれですもんね。データだとどのくらいになってるのか知らないけれど。
艦長ははっとしたように、カタログの頁をめくった。あたしから見えることはないけれど、とある部分を指差しているようだ。

「大丈夫、クロノにも五月人形買うから!!」



●フェイトちゃんが鈍感

なのはちゃんはとても頑張ってます
なのふぇい
あと、幼馴染ズ
フェイトちゃんって絶対色んな事鈍感ですよねということはなのはちゃんめっちゃ苦労してるんでしょうね片恋期間が華とは言いますけど周りを巻き込みつつなにそれこわいレベルで気付かないフェイトさんになのはさんはこんな感じに振り回されるんだろうなぁって考えた結果がこれだよ

どんかんサンプル:大体こんな感じのが十五ページほど続いてます。



自覚という名の爆弾を抱えて、季節が何度か巡り。
言うべきか言わざるべきか。悶々と悩みながらも色々と気になるお年頃。
なのはちゃんは核心までは辿り着かない、それでも掠めるような問いを重ねていました。
例えば好きな色。例えば好きな食べ物。例えば好きな本。好きなものを聞きだして、好みを調べて、それに一喜一憂して。恋する乙女を満喫中です。
いえ、満喫中でした。
なのはちゃんは、気付いてしまったのです。

「フェイトちゃん、好きな人、いる?」

重く開いた口から這い出たのはそんな問い。核心も核心。ど真ん中です。真顔のなのはちゃんに対して、問いかけを受けた張本人、フェイトちゃんはというと。

「うん」

はにかみ笑顔で首肯してのけたのです。
これは由々しき事態です。意中の人がまさかの片想い中。振り向かせる前にそこから視線を逸らさせねばならなくなるのです。

「誰か、聞いていい?」

だからこそ、その相手を知りたいと思うもの。なのはちゃんはさらに踏み込みました。偉大なる一歩ですね。
フェイトちゃんの口と共に開かれるのは、戦いの幕。

「なのは」

かと思いきや、これはもはや勝鬨です。開幕勝鬨。勝利宣言です。杞憂など必要がありません。完勝です。
それなのに、どうでしょうか。本来ならばもろ手を挙げて喜ぶべきこのシーンですが、なのはちゃんは何故か難しい顔のままでした。
なのはちゃんは解っているのです。フェイトちゃんの答えが、まだ終わっていないということを。



はい。大体こんな感じです。私の趣味です。
私も当日、会場にちょろちょろいると思います。お菓子とか食べてると思います。

ちゃ、ちゃんと発行できればいいですね!!


 
2013.4.4
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